◆アテネ『アクロポリス博物館』、英国の“観光プロジェクト賞2010”を受賞!
アテネにあるアクロポリス博物館が英国旅行作家組合(British Guild of Travel Writers’(BGTW))によって、2010年の世界でもっとも優秀な観光プロジェクトとして賞されました。
11月7日(日)ロンドンで行われた授賞式には、ギリシャから文化観光副大臣のジョージ・ニキティアディスが参加し、このような栄誉ある賞を受賞したことへの感謝を伝えました。
今回表彰されたアクロポリス博物館は、今まで展示されていなかった多くの作品が、生き生きと展示されており、2009年6月末にオープンして以来4ヶ月で訪問者が100万人を超えました。 その人気は、近代的なガラス建築と古代彫刻との見事な文化対比であり、一面ガラス窓の向かいに見渡せるパルテノン神殿を同じ向きに、室内で再現したパルテノンギャラリーも必見の価値があります!
是非、アクロポリス博物館に一度お越しください!
情報提供:ギリシャ政府観光局
Photo: (c)epirotica
(以下、2009年6月21日付け時事通信記事より)
新館はアテネの世界遺産、アクロポリスの丘にそびえるパルテノン神殿の南東約300メートルのふもとに建てられた。世界的建築家ベルナール・チュミ氏らの設計による3層のビルで、総床面積2万5000平方メートル。丘の上にある旧館の10倍の展示スペースを持つ。総工費は1億3000万ユーロ(約175億円)。
呼び物はパルテノン神殿に飾られていた紀元前5世紀の大理石製の帯状彫刻「パルテノン・マーブル」。しかし、全長160メートルの彫刻のほぼ半分は19世紀初めに英国へ持ち去られ、ロンドンの大英博物館に展示中。ギリシャ側の返還要求は拒絶され、両国間の論争になっている。
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