◆スペイン・バルセロナ、『アントニ・ガウディの建築』を巡る旅!
スペイン第二の都市バルセロナ(人口170万人)は、紀元前6世紀頃ギリシャ系フォセオ人により築かれたとされ、のちのカルタゴ、ローマの植民地時代を経て、地中海貿易の拠点として大いに発展してきました。カタルーニャ自治州政府が置かれる州都で、19世紀後半からの工業化により目覚しい経済発展を遂げ、今日ではスペイン一の商工業地域となっています。1888年と1929年の万博、1992年のオリンピックを契機にこの都市の豊かな経済力や進んだ都市計画が世界的に知られるようになりました。
カタルーニャでは、「スペイン人である前にカタルーニャ人である」と言われる程、地方色が強く、独自の歴史、文化、習慣、言語をもっています。地元同士の会話は一般的にカタルーニャ語で、表示や看板の多くはカタルーニャ語とスペイン語(カステヤーノ)で併記されています。
13~15世紀のゴシック建築が多く保存されている旧市街「ゴシック地区」、都市計画で区画され直線道路が碁盤目状に走る新市街は「レシャンプレ」と呼ばれています。バルセロナを筆頭にカタルーニャ州では古くから芸術活動が盛んで、ガウディに代表されるモデルニスム芸術誕生の地としても知られています。美術館・博物館の数は70を超え、身近な街角でもピカソやミロなどの作品を目にすることが出来ます。
情報提供:スペイン政府観光局
アントニ・ガウディ(1852年 - 1926年)は古今東西の折衷様式を唱えたモデルニスモの代表的建築家として知られる。アントニ・ガウディは26歳の時、パリの博覧会に出品したのをきっかけに大富豪、エウゼビ・グエイ(スペイン語読みはエウゼビ・グエル)と出会う。これが元で世界遺産の題名の一部となったグエル公園(パルケ・グエル)、グエル邸(パラシオ・グエル)の設計・建築を依頼されこれらを建設した。この後、ガウディはバルセロナ中の富豪から設計の依頼が来るようになった。これらの一部も世界遺産に登録されている。
(ウィキペディアより)
世界遺産に登録されているガウディの作品
グエル公園
グエル邸
カサ・ミラ
カサ・ヴィセンス
サグラダ・ファミリアのご生誕のファサードと地下聖堂
カサ・バトリョ
Photo: (c)Wikimedia
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