◆リヨン、モータースポーツを体感『アイ・ウェイ(I-Way)』
2008年秋にリヨン市西部の9区にオープンしたアトラクション施設I-WAYをご存じですか?モータースポーツの興奮と醍醐味を手軽かつ安全に楽しめ、環境にも配慮した、世界でもほかに例を見ない施設です。
館内にあるメインアトラクションは、実車大のマシンの空力や、前後左右に路面のアップダウンを忠実に再現した18台の3Dダイナミック・レーシングシミュレータ。これまでは自動車メーカーや航空会社、一部の軍隊など限られえた人しか触れることができなかったものですが、I-WAYに来れば、どなたでも直に触ることができるのです!従来にないセンセーショナルなドライビング感覚を体感できるでしょう。
置かれているマシンのカテゴリーは「F1」、「耐久レースのスポーツカー」、「ラリー」の3種類(各6台)。ラリータイプではレースモードのほか観光ドライブモードがあり、エコドライブや安全運転に挑戦することができます。もちろんタイムやランキングも表示されます。
◆ハイエンドな3Dダイナミック・レーシングシミュレータにいざ挑戦!
アイ・ウエイでは、カテゴリー別に他車とのバーチャルレースを体験することができます。上部ギャラリーで他の観客が見守る中、ドライバーはレーシングスーツにヘルメット、グローブ、シューズを着用してマシンに乗り込みます。
レースがスタートすると、ドライビングに応じてアクセレーション、ブレーキング、ドリフト、サスペンションの上下動、バンク角などがプラットフォームの挙動に反映される仕組みになっており、スクリーンには他車と自車がリアルタイムに映し出されます。
一方、ラリータイプのマシンの観光ドライブモードでは、クルマのステアリング、シフトレバー、シート、サイドブレーキなどインテリアに加えエクステリアも含めた交換キットが用意されています。スピード、急ブレーキ、遠心力、振動など実車に迫るドライブ感覚が再現されるていて、こちらは安全運転講習にも活用されています。
通常設定されているのは40分から60分のセッションで、各セッションはドライバー同士のミーティング、練習走行、予選、及びレースで構成されています。アイ・ウエイと従来のサーキットでの実走行体験との大きな違いはこのレース参戦の再現にあるのです。
F1で3コース、耐久で3コース、ラリーで3コースを走行でき、コース路面によって異なるフィーリングを体感できるアイ・ウェイはモータースポーツファンにとってまさに革命といえるでしょう!
一般向けのパッケージ
・パッケージ <1レース>:1カテゴリーでの1レース
・パッケージ <5レース>:1カテゴリーでの5レース
・パッケージ <10レース>:1カテゴリーでの10レース
・パッケージ <体験>:3カテゴリーでの各1レース
◆さまざまな施設を併設したI-WAY
アイ・ウエイI-WAYの3階建て5,000㎡の施設はレーシングシミュレータのほか、スポーツルームやスパ、サウナ、ノンアルコールバー、テラスに囲まれたバーラウンジ、ブティックなどが入っています。
リヨン市西部は再開発の進む地区で、近隣にはポール・ボキューズのブラッスリー<ウエスト>や大型シネマコンプレックスが並んでいます。
◆リヨンのご紹介
リヨンはローヌ河とソーヌ河が合流する交通の要として古代ローマ時代より栄えた町。今日も豊富な文化遺産が残っており、ルネサンス期以降は、金融業や絹織物産業で発展ました。食材が豊富なこともあり、美食の国フランスを代表するグルメの都として、市内には数々の名店があります。北方にはボジョレーやブルゴーニュの、南方にはコート・デュ・ローヌのブドウ畑が続き、良質のワインを楽しめる都市でもあります。
リヨンはまた「光の町」として知られ、12月8日の聖母マリアの祝日に合わせて開かれる「光のフェスティバル」では150を超えるモニュメントがライトアップされ、ここ数年大変な人気を誇っています。
情報提供:フランス観光開発機構 Photo: (c)I-Way World
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