◆トルコ、カッパドキア『気球の旅』
ギョレメバルーンズはトルコのカッパドキアにある、観光飛行用の気球会社です。
気球のバスケットは、大人数用の10,11,14,18,20人乗りと、少人数用の3人乗りがあります。多くの方にギョレメバルーンをご利用いただき、トルコとヨーロッパ内で最大の、世界でも目を引く気球会社の一つとなりました。気球の管理施設にはトルコやヨーロッパでは珍しい、バルーンを保管するための維持設備、5トンにもなるプロバンタンク、素早く燃料補給するための設備などがあり、これはトルコの飛行調査官に高く評価されています。
カッパドキアの自然がつくり出した岩々の不思議な様相を、空から眺めてみられてはいかがですか?
カッパドキア(アンカラ南東部)
ネヴシェヒル は カッパドキア への入り口です。 街には、一番高い丘の上にあるセルジュク時代の城、偉大なヴィズィエル・ダーマット・イブラヒム・パシャのために建てられたクルシュンル・モスクなどの歴史的な建物があります。モスクとともに神学校、病院、図書館もあります。中庭にある沐浴用の噴水には当時の銘文が残っています。ネヴシェヒルの博物館には、地元の工芸品が飾られています。
300万年前 エルジイェス山 (3916m)と ハサン山 (3268m)の巨大な噴火により、ネヴシェヒルの回りの高原は石灰華、溶岩を含んだ軟らかい石、火山灰、泥で覆われました。風と雨によってこの脆い岩が浸食され、赤、金、緑、グレーなど色とりどりの円錐形やキノコ型の岩、穴の空いた峡谷など壮観で現実離れした風景ができあがったのです。 ローマ時代にカッパドキアとして知られていた ギョレメ国立公園 は、周辺の自然を損なうことなく人間の手の入った世界でも珍しい地域です。岩をくり貫いた住居は紀元前4,000年に作られたものです。
ビザンチン時代には教会や修道院が岩に穴を掘って作られ、その金色のフレスコが周辺の風景の色を反射しています。今日でも、円錐岩の洞窟住居と火山灰でできた家は、周りの風景に調和しながらとけ込んでいます。
ユルギュップ は洞窟住居が作られた岩の麓にある人気の観光名所で、カッパドキア観光の足場とするにはうってつけです。ユルギュップでは、岩の家での人々の暮らしぶりを知ることができます。 絨毯やキリムを買いたい場合は、街に数多くの絨毯屋があり品揃えも豊富です。店員達は、客にお茶やコーヒーやワインをすすめながら会話を楽しみ、絨毯と同じように表情豊かでカラフルです。もし観光や買い物で飽きたらなければ、ディスコなどの娯楽も充実しています。また、ワインの名産地として、ユルギュップでは毎年10月に国際ワインフェスティバルが開催されています。ユルギュップの50km南の ソアンル は、数多くの礼拝堂や教会、ホール、家屋、墓地のある絵のように美しい谷です。8世紀から13世紀に描かれたフレスコ画を見ると、ビザンチンの絵画技術の歴史を知ることができます。
ユルギュップの4km北の壮観な デヴレント渓谷 では、岩が風雨によって浸食され、尖塔、円錐形、方尖塔形になっており、妖精の煙突と呼ばれています。 2km西の チャタルカヤ渓谷 にある妖精の煙突は、独特なキノコの形をしており、街のシンボルになっています。 ギョレメ屋外博物館 は、フレスコ画で飾られた岩窟教会と礼拝堂が集まっています。ここは、トルコ中央部で最も有名な場所の一つです。 礼拝堂のほとんどが10世紀から13世紀(ビザンチンからセルジュク時代)に作られたもので、その多くに4本の柱に支えられた中央の丸天井があります。教会の北側には岩を彫って作られた墓があります。
ギョレメ で一番有名な教会は、最も小さく最も新しいエルマル教会、忌まわしい蛇がとぐろを巻いたフレスコ画の印象的なユランル教会、聖バルバラ教会、チャルクル教会です。中心から少し離れると、新約聖書の場面を描いた美しいフレスコ画のあるトカル・キリセ(留め金の教会)があります。 ギョレメの街は円錐形の岩と妖精の煙突がある谷の右手にあります。ここには、岩の中に作られたカフェ、レストラン、ゲストハウスなどもあります。店では、たくさんの敷物やキリムが売られています。
・・・つづきは トルコ政府観光局:ガイドのページ へ
情報提供:トルコ観光局
ギョレメ・バルーンズ(Goreme Balloons)の公式サイト