◆ハンガリー、中世そのまま残す『世界遺産・ホッローケー村』
Old Village of Hollókő
ブダペストから北東に約90kmの山間部に位置するホッローケーは、世界で初めて、村としてユネスコにより世界遺産に登録された村です(1987年登録)。チェルハート山地の懐に抱かれた、ひなびた山村は中世そのままの世界を残しています。
「生きた博物館村」にある、58棟の保存家屋と村の白いローマカトリック教会は、1909年の火事の後に再建されて以来、何も変わっていません。コシュート通りKossuth utcaに並ぶ博物館も19世紀そのものです。
200年前の郵便配達人の服装や武器を展示した郵便博物館(80番地)や機織道具を展示した織物館(94番地)、チェルハート山地の地形や化石、考古学の発掘品を展示したビュック(Bukk)国立公園の展示館、伝統的な暮らしや三世代家族の生活習慣などを紹介した農村博物館(82番地)など、どれも興味深いものばかりです。
村のすぐそばにそびえるサール(SZAR)の丘には13世紀に築かれた城があり、城の上からは村の中心部や遥か遠くまで素晴らしい眺望が広がっています。
村では、民芸館で開催される観光客向けフォークロア・プログラムだけが伝統を維持しているのではありません。復活祭(イースター)などの祭りになると女性達が色とりどりの民族衣装に身を包みます。
民家のいくつかで宿泊が可能で、村のレストランでパローツ料理を召し上がることも出来ます。
*アクセス:ブダペスト・シュタディオンバスターミナルから直通バス所要約2時間
情報提供:ハンガリー政府観光局 Photo: (c)Hungariatourism、Wikimedia
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