◆クロアチア、世界無形文化遺産『レポグラヴァ・パグ・フヴァルのレース』 Lacemaking in Croatia(Lepoglava, Pag, Hvar)
クロアチアのレポグラヴァ(Lepoglava)とパグ島(Pag)、フヴァル島(Hvar)の伝統レース編みはユネスコの世界無形文化遺産に指定されています。 クロアチア北部に位置するレポグラヴァに、2009年レース・ミュージアム(The Eco-museum of Lace and Lacework)がオープンしました。博物館の目的はユネスコの世界無形文化遺産に指定されているクロアチアの伝統レースと、ヨーロッパの伝統レースの遺産を紹介することです。通常展示と期間限定ギャラリー、子供用レースと展示、レース繊維修復の工房などに分かれています。クロアチアのレースのプロモーションと保存に貢献するとともに、現在のイタリアとベルギーで15世紀に発展したレースも紹介しています。 また、レポグラヴァでは毎年9月に国際レース・フェスティバル(International Lace Festival)が開催されています。