◆フランス・ナント、巨大な機械仕掛けの動物『レ・マシーン・ド・リル』
ロワール川の中洲、ナント島と名付けられた再開発地区にあるかつての造船所は、今日、ギャラリーやアトリエ、ブティックなどからなる新たな観光スポットとして脚光を浴びています。
常に斬新な試みに挑む近代的な街として知られるナントらしいスポットで、多くの人がびっくりせずにはいられないのが「マシーン・ド・リル」と呼ばれる巨大な機械仕掛けの象!高さ12m、鋼鉄と木でできた40トンからなる巨大な象は、毎日50人ほどの人をおなかと背中に乗せながら、ナント島内を約30分ほどかけて動き回ります。
時速2~3kmで動くマシーン・ド・リルの姿は、遠くから見るとまるで「動く建築」!鉄骨やモーターエンジンなどで土台が作られ、動物らしい丸いフォルムを表現するために、さまざまな木材を寄せ集めて「肉付け」されています。その他にも、象が瞬きをしたり、耳を動かしたり、鳴き声も発するなど、凝ったディテールに思わず感心してしまうでしょう!
展示ギャラリーでは、マシーン・ド・リルの制作過程を紹介したパネルや、巨大なエイ・海底動物など、突飛な機械仕掛けの動物を展示しており、希望すれば自分で操作してみることも可能です。大人も子供もわくわくしながら楽しめるスペースになっています。アトリエ(工房)部分は、見学者が上方から作業現場を見下ろす形になっています。
情報提供:フランス観光局
◎空室状況、および料金を調べる!Booking.com(最安値ホテル予約)