◆クロアチア、アドリア海の真珠『世界遺産・ドゥブロヴニク』
=中世時代にはヴェネツィアと並ぶ海洋交易都市=
昔、ドゥブロヴニクは地中海の小さな海運通商国家で、80以上の都市に領事部を置き、ヴェネツィアに匹敵する700隻の商船を保有していました。聖ヴラホの守護を受け、騎士オルランドの石柱に翻るリベルタスの旗印の下、ドゥブロヴニクはユニークな姿を見せています。目抜き通りストラドゥンは、何百年ものあいだ人々の通行により磨かれた石畳が滑らかに輝いています。塁壁の上からは、エラフィテ諸島の姿を望むことができ、シパン、ロプド、コロチェプなど、これらの島々は青い海面に宝石のように浮かんでいます。
オノフリオ大噴水から市庁舎鐘楼、スポンザ館や元首官邸の金線細工のようなゴシック・ルネサンス正面、バロックの聖ヴラホ教会、聖母被昇天大聖堂、聖イグナチオ教会とイエズス会学院、これらのどれを見てもすばらしいの一語に尽きます。そして夏になると、ドゥブロヴニクは輝きをいっそう増し、恒例の夏の祭典が旧市街全体を世界でも有名な魅惑の舞台に変え、不幸なデンマーク王子の永遠の煩悶が高さ37mの岩塊に建つロヴリェナツ要塞から聞こえてきます。ハムレットの叫び ”永らえるべきか、死すべきか“ は、その場所からだと特に大きく響くのです。
情報&写真提供:クロアチア政府観光局
Dubrovnik Tourist Board の公式サイト
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