◆ドイツ、エリカ街道のハイライト『リューネブルガー・ハイデ』
北ドイツの人々がこよなく愛する大自然公園リューネブルガーハイデは、エリカの大群落が大地を赤紫に染める。エリカは8月から9月末に花を咲かせ、スズランのような小さな房をつけた赤紫の花が一面の花の絨毯となって台地に広がる。
自然保護地区に指定されているので車の乗り入れは禁止。馬車や自転車、徒歩での観光を楽しもう。ハイデの入り口となる村はいくつかあるが、観光的にもっとも開けているウンデロー(Undeloh)がおすすめ。ここから馬車に乗ってゆったりと風景を眺めながら移動しよう。ハイデ中央にあるカフェやショップではハイデのシンボルとなっている羊のぬいぐるみやエリカの花から採れる蜂蜜が人気のおみやげ。
リューネブルガー・ハイデ
豊かな自然と文化があるリューネブルガー・ハイデはエルベ川、アラー川、ヴェーザー川に囲まれ、ブレーメン、ブラウンシュヴァイク、ハンブルク、ハノーヴァーの中間に位置しています。ここは川の源流や氷堆積、砂地、ハイデ、湿地、森林など地形は変化に富んでいます。
ハイデには四季を通じて花が咲きます。年に一度花が咲く、と有名なハイデの詩人、ヘルマン・レーンズは書いています。彼の墓はヴァルツローデとファリングボステルの間のティートリンガー・ヴァッハホルダーハインにあります。現在、典型的なハイデの風景は農業政策によって変わりつつあります。しかしハイデとビャクシンの木々、保護区域の道沿いにあるシラカバなど、本来の姿も残っています。伝統的な羊の飼育と蜂蜜製造は今でも行われています。
ハイデ地方は徒歩か自転車、あるいは馬車や馬で、またはボートなどでも旅行ができます。道はあまり坂がなく平坦です。そこからは、遠くまで見渡すことができ、湖や見所がたくさんあります。特に自転車を利用して廻れば理想的です。しかし馬に乗って観光するのにもここは最適です。馬小屋や乗馬ツーリング用の休憩所もこの地方には十分整っています。乗馬場や乗馬学校もたくさんあり、この地方は乗馬のメッカとしても知られています。
情報提供:ドイツ観光局
Photo: (c)Verkehrsverein Undeloh
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