◆英国・湖水地方、ビアトリクス・ポターの世界『ピーターラビットのお庭』
ピーターラビットの作者、ビアトリクス・ポターの世界がそのまま再現されていることで人気の”ビアトリクス・ポターの世界”(The World of Beatrix Potter Attraction)にある、アトラクション ”ピーターラビット・ガーデン”(the Peter Rabbit Garden)。
このガーデンでは、ビアトリクス・ポターの絵本の中で、私たちを長く魅了してきた菜園が再現され、スグリの木や果樹、そしてラディッシュやレタスが並んだ畑のある、あのお馴染みの光景が目の前に広がります。
”ピーターラビット・ガーデン”は、受賞暦のある庭設計士リチャード・ルーカス氏によるデザイン。ルーカス氏は、特に親しまれてきたビアトリクス・ポターの物語のページを何度も研究し、実際にポターが目にしたであろう果物や野菜、草花を確かめるために専門家に意見をききながら、この庭を再現しました。
場所: 湖水地方 ボウネス オン ウィンダミアの町の入り口(Bowness-on-Windermere, Cumbria LA23 3BX)
”ビアトリクス・ポターの世界”(The World of Beatrix Potter Attraction)では、全てのアトラクションに日本語案内がございます。
◆ビアトリクス・ポター
子供から大人まで、誰もが知っているピーター・ラビット。ビアトリクス・ポターの名前を聞けば、ピーターをはじめ、あひるのジマイマ、ベンジャミン・バニー、ティギーおばさんを思い浮かべるだろう。ロンドンのサウス・ケンジントンで生まれたが、ポターは休暇で湖水地方を訪ね、その後、ここに移り住んでカントリーサイドを愛するようになった。美しい湖、表情豊かな荒野や山々、渓谷などが広がる湖水地方は、彼女の感受性を刺激した。
ピーター・ラビット物語をはじめ、初期に記した著作物の成功により、ポターはヒル・トップ農場を手に入れた。ここは、後の物語、とりわけ“こねこのトム”の家のモデルになった。児童書の決定版としてよく知られている作品の多くは、この家で書かれたもの。北に位置するダーウェント湖は、「The Tale of Squirrel Nutkin/リスのナトキンのおはなし」のなかで、ナトキンが小枝のボートを漕ぐ所である。
その後、トラウトベック・パーク・ファームのほか、さらに多くの農場や土地を買い、湖水地方原産の珍種、絶滅の危機にあるハードウィック羊の繁殖などを手がけた。湖水地方で人気の高い景色でもあるターン・ハウズも購入し、遺言によってナショナル・トラストに譲った。
湖水地方は、散策を楽しみたい人には最適の場所である。遊歩道の1つ、コースト・ツー・コースト・ウォーク(セント・ビーズ・ヘッドからロビン・フッド・ベイまで)も通っている。このルートをたどると、北にある湖を通り、素晴しい山々や緩やかな起伏の荒野、静かな渓谷が、湖との美しいコントラストを見せてくれる。ウィンダミアの北西にあるアンブルサイドは、南湖水地方の中心にあり、このエリアを巡る拠点となる。
情報提供:英国政府観光庁
Photo: (c)The World of Beatrix Potter Attraction
The World of Beatrix Potter Attractionの公式サイト
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