◆チューリヒ、伝統の春祭り『セクセロイテン』
Sechseläuten
= 2019年4月7日(日)・8日(月) =
ツンフトとよばれる職人組合(ギルド)の祭りにはじまったチューリヒ伝統の春祭り“セクセロイテン”。かつて時計がなくミュンスターの鐘の音が人々に時を告げていた頃、夏季の労働時間の終わりが6時だったことから、春の到来を意味する祭りとして6時(Sechsセクス)の鐘の音(Läutenロイテン)と名づけられました。まず初日は、リンデンホフに毎年1つのカントン(州)をゲストとして招き、文化や郷土料理などを紹介するという1991年から始まった新しいプログラムでスタート。翌日は市内各所のツンフトハウス(ギルド会館)などで、舞踏会が開催されます。
そして日曜に子供たちのパレードがはじまるといよいよ祭りも本番ムード。午後2時30分、バーンホフシュトラッセから、5〜15歳の子供たちが約2000 人と800人ほどの楽隊が街の中心を行進していきます。最終日の月曜は15時からそれぞれ伝統のコスチュームを身にまとった3500人ほどのツンフトと、 350人以上の騎士たちがゆっくりと市内をパレードしながら、藁でつくった大きな雪だるま “ベーグBöögg”が待つゼクセロイテン広場へ向かいます。そして、高さ13mの薪の山に立つベーグを6時の鐘(ゼクセロイテン)とともに燃やす儀式で祭りはクライマックスをむかえるのです。
情報提供:スイス政府観光局
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