◆映画『それでも恋するバルセロナ』の舞台を訪ねて!
著名な映画監督、ウディ・アレンに迷いはありませんでした。 スペインへ訪問したウディ・アレンは、スペインの虜となり、主にバルセロナとオビエドのニ都市で最新作「それでも恋するバルセロナ」のロケを行いました。 さて、次はあなたの番です。映画シーンとして選ばれた風景や建造物を実際に訪れ、ハビエル・バルデムやスカーレット・ヨハンソンらの俳優たちが登場する映画シーンをよみがえらせてみませんか。 一人のアーティストの目でスペインをご覧になってください。
パリやマンハッタンなどの象徴的な都市で撮影を行なってきたアレン監督。最新作においてスペイン北部の各地をカメラに収めることにためらいはありませんでした。 「それでも恋するバルセロナ」の舞台となった都市は、具体的には、カタルーニャ州のバルセロナと、アストゥリアス州のオビエドとアビレスの各都市。 どこも信じられないくらいすばらしいところですが、現実のほうがもっとすばらしいこと請け合です。
アレン監督がバルセロナを選び、映画のタイトルにまでその名を入れたのは単なる偶然ではなく、台本を書く時に「バルセロナが登場人物のひとつとなるような話を創作することしか頭にありませんでした」と監督自身が公言しています。 「私はバルセロナに敬意を表したかったのです。この町とスペイン全般が大好きなので。 視覚的な美しさの豊かな町で、その感性はとてもロマンチックです。」
地中海沿岸に広がるこの町の風景の多くが、映画のなかで絵葉書のように描写されています。 美術がお好きなら、建築家ガウディがバルセロナに残した作品を見逃すわけにはいきません。その作品の多くはユネスコの世界遺産に指定されています。 サグラダ・ファミリア(聖家族教会)、ハビエル・バルデムとレベッカ・ホールがトカゲの形の噴水でロケをしたグエル公園、あるいは、クリスティーナとヴィッキー(スカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホール)が訪れるラ・ペドレラ(ミラ邸)のオリジナルな屋上などは、その代表例です。
アレン監督は、バルセロナはさまざまな文化を楽しめる町であることも映画で語っています。ミロ美術館、カタルーニャ美術館、バルセロナ空港とミロの壁画などが映画に登場します。 こうした場所のほかに、バルセロナのロマンチックでボヘミアン、そして楽しい雰囲気を感じてみたいなら、映画のその他のロケ地をお勧めします。信じられないような街の眺めを楽しめるティビダボ遊園地、オリンピック港、あるいは、街を象徴する大通りのひとつラス・ランブラスでは、伝統的な花屋が目を楽しませてくれるでしょう。(情報提供:スペイン政府観光局)
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