◆パリ、グラン・パレで『第3回モニュメンタ(Monumenta 2010)』開催!
=2010年1月13日~2月21日開催=
今年で3回目の開催となるモニュメンタ MONUMENTAは、国際的に有名な現代アーティスト一人をパリのグラン・パレに招き、アーティストが同イベントのために制作したインスタレーションを一般に公開する現代アートイベントです。グラン・パレ内部、13500平米からなる広々とした中央本堂スペースを使って開催されます。
2007年のアンゼルム・キーファー(独)、2008年の彫刻家リチャード・セラ(米)に続き、2010年はフランスが誇る現代アーティスト、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)が「Personnes ペルソン(人間)」を音と映像を組み合わせた作品で紹介します。
多彩な素材と方法で、「生と死」の問題を語りかけるアーティストとして知られるボルタンスキーですが、今回のテーマ「ペルソン」では、人間の存在意義や人間性の限界を追求しており、「記憶」を題材として扱った作品では、記憶の本質的な意味や、そこから見えてくる運命や死といった哲学的なテーマについても触れています。会場では期間中、見学者の方々に心臓音の録音の提供を呼びかけるなど、新たなる次作品の準備も進められています。
◆グラン・パレ
・オープン時間:月~水10時~19時、木~土10時~22時
・火曜休
・入場料金:一般4ユーロ、割引2ユーロ
情報提供:フランス観光開発機構 Photo: (c)Mounmenta 2010
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