◆ドレスデン、伝統のクリスマスマーケット『シュトリーツェルマルクト』
= 2024年11月27日~12月24日 =
ドレスデンのシュトリーツェルマルクトは、1434年に始まった歴史あるクリスマスマーケットで、その伝統が今に受け継がれています。名前は有名なオリジナルのドレスデンのシュトレンに由来します。昔シュトレンはショトリーツェルと呼ばれていたのです。毎年行われるシュトレン祭りでは4トンの重さのシュトレンがツヴィンガー宮殿からフラウエン教会を経てシュトリーツェルマルクトまでパレードし、カットされて配られます。
ドレスデンの周辺地域は手工芸品の産地ですからクリスマスマーケットはその魅力でいっぱいです。エルツ山地の木製おもちゃや飾り、ラウズィッツ地方の藍染と陶器、ジンジャーケーキの町プルスニッツのレープクーヘン菓子、プラウエンで産するレース刺繍、ヘルンフーターのアドベント星飾りなどなど。マーケットの真ん中には、高さ14mの世界最大のエルツ山地のクリスマスピラミッドが立ちます。
営業時間
2024年11月27日 - 2024年12月24日:10:00 - 21:00
11月27日:16:00 - 21:00
12月24日:10:00 - 14:00
シュトレン祭り:第2アドベント直前の土曜日
情報提供:ドイツ観光局、dresden.de
Photo: (c)dresden.de
以下ウィキペディアより
シュトレン(独:Stollen)は、ドイツのアドヴェントになくてはならない菓子。一般的にシュトーレンと呼ばれるが、綴りの上からも伸ばさないシュトレンがドイツ語での一般的な発音。発音はシュトーレ、シュトーレン、シュトレン、シュトレーンと色々あり、日本で普及したシュトーレンは高地ドイツ語由来。
ブランデーなどに浸けておいたドライフルーツを、たっぷりのバターと一緒に練りこんで焼いた細長いパンである。普通のパンと違ってかなり重くて日持ちがする。パンというよりはお菓子、ケーキとして食べられる。自宅で作るほか、クリスマス・マーケットで買う事も多い。
シュトレンという名前は「坑道」を意味し、トンネルのような格好をしているためについた。粉砂糖をたっぷりまぶしてあり、これが幼子イエスを産着で包んでいるというふうに見たてられているらしい。
クリスマスを待つ4週間の期間であるアドヴェントの各週末に、イエス・キリストの生誕の日が近づいてくるというお祝いをする。その際、身内や身近な友人とささやかにティーパーティをし、シュトレンを薄く切って賞味する。ドイツではクリスマスと言えばケーキではなく、シュトレンであると言えるほど、一般的である。
シュトレンは基本的に、金属製の型に入れて焼く。その型にも、100年以上前の年代物などがある。
ザクセン州(旧東ドイツ)のドレスデンが、このお菓子の発祥の地だといわれている。
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