◆ドイツ・エルツ山地、おもちゃとクリスマスの村『ザイフェン』
ドイツ連邦の東の端、エルツ山地の真ん中に位置する街、ザイフェンはおもちゃの村、そしてクリスマスの村です。ザイフェンの丸い教会は、クリスマスカードのモチーフとしてとても有名です。見学工房“ザイフェン・フォルクスクンスト”では、天使と炭鉱夫のペア人形などのクリスマスの木の飾り物の製作過程を見学できます。
丸い教会Rundkirche
昔からザイフェン教会は観光のメインスポットで、世界中から多くの人が訪れます。この教会の魅力はその簡素な内部装飾と八角形の外観にあります。丸天井は8本の柱で支えられています。アドヴェントの時期(クリスマス前の4週間)には、教会は美しく飾り付けされ、合唱隊の子供たちがクリスマスの歌を歌い、人々の心の安らぎの場所となります。
ザイフェン・フォルクスクンスト見学工房Schauwerkstatt Seiffener Volkskunst
おもちゃの村ザイフェンの見学工房“フォルクス・クンスト”では特別な体験をすることができます。ここではエルツ山地で作られる有名な木作り人形の製作過程を見学することができます。くるみ割り人形、パイプ人形、天使と炭鉱夫の人形が彫刻されたり、木工用ろくろで加工されたり、絵付けされたり、組み立てられる様子を間近に見ることができます。
図書館と美術館
特別な見所。ザイフェンの図書館は近代的な教育施設としてだけではなく、同時にザイフェンの美術館にもなっています。写真、絵画、グラフィック、民族芸術など、さまざまなテーマ別特別展が行われます。
クリスマス市
おもちゃの村ザイフェンのクリスマスの市は子供たちの目を喜びで輝かさせるだけでなく、村中の窓が木作りのエルツ山地のおもちゃで美しく飾られます。夜になると街の中の曲がりくねった小道の街灯がともされ、雪もきらきら輝きます。街には手作りのおもちゃや、クリスマスの美味しい食べ物を売る屋台がたくさん並びます。店を覗きながら、食べたり飲んだり、クリスマス市を楽しんでください。
エルツ山地
クリスマスの季節に限らず、美しい木彫り細工、ろくろ細工、おもちゃ製造、クレッペル・レース編みなどのかつての人々の生活の重要な糧だったものが訪れる人を待ち受けています。ライフェン・ドレーエン(木製の輪をろくろを使って彫刻して、カットする)、シュパーンボイムヒェン・シュテッヘン(小さな棒を使いクレッペル・レースを作る)、縁飾りのような世界でも珍しい昔の手工業技術はエルツ山地が発祥の地です。また、ここにはさまざまなテーマを扱った博物館が100以上あり、発明の歴史を映し出していて、印象的な手工芸の巧妙さと発明の豊かさを示しています。
情報提供:ドイツ観光局
Photo: (c)seiffen.de、mef-line.de
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