◆ローテンブルク、伝統のクリスマスマーケット『ライターレスマルクト』
=2024年11月29日~12月23日 =
夜が長くなり、昼間でもどんどん気温が下がっていく季節:ドイツで最高のウィンターメルヘンを体験したい方は、クリスマス前の約3週間、待降節の時期にローテンブルクのライターレスマルクト(騎手の市)を訪れましょう。中世都市ローテンブルクは、毎年この時期おとぎの国に変身。クリスマス前の厳かな待降節の季節、15世紀の頃から素晴らしいクリスマスマーケットが開かれます。500年前からの伝統が続くこの市は、以来ほとんど趣旨は変わらず今日まで伝えられております。
身体を暖めるには、珍しく白ワインをベースにしたグリューワイン(香料の入ったホットワイン)、お腹がすいたらローテンブルク名物のシュネーバレン(雪球)を、あるいは焼きソーセージや栗を食べるのが一番。
ライターレスマルクトは、多くの文化的イベントに彩られています。でも、このクリスマス市最大のハイライトは何といってもローテンブルクのライテレ (騎手)の登場でしょう。このライテレとは、太古の時代の言い伝えによるものです。私たちの祖先は、冬になると、馬に乗ったあの世の使いが、死者の魂を連 れて宙を飛び回る、と信じていました。しかし、数百年もの間にこの神秘的な使者の姿が変わっていきました。昔は不気味と畏れられていた者ですが、今では すっかり大人も子供もその登場を楽しみにするような存在になっています。不気味で不吉な死者の使者はいつの間にか親切でやさしいクリスマスの使いとなり、毎年の クリスマスマーケットに欠かせぬ存在となりました。
ライターレスマルクトの訪問者は金曜日と土曜日、夜8時まで市庁舎の塔にのぼり、美しい景観を上から眺めることができます。そして、夜、市内のレストランを巡回する夜警の呼び声に耳を傾けることができるしょう。
情報提供:ローテンブルク観光局
Rothenburg Reiterlesmarkt のサイト
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