◆ドイツ・メルヘン街道、野外劇『ハーメルンの笛吹き男』を上演!
= 2023年5月14日~9月17日の毎週日曜日正午より約30分間 =
メルヘン街道はグリム童話にゆかりのある町をつないだ人気の街道です。グリム兄弟の生まれた町ハーナウから、音楽隊で有名なブレーメンまでの全長約600キロにわたります。
そのメルヘン街道にあるハーメルンは木組みの家が美しい町です。ここで毎年夏の間、童話「ハーメルンの笛吹き男」が市民と子供たちによって野外で上演されます。毎回約三千人の観客が集まる人気の劇です。
「ハーメルンの笛吹き男」のあらすじ:
1284年、ねずみが大量発生し住民が困っていたところへ、カラフルな洋服とスカートを身にまとった男が現れ、高い報酬と引き換えにねずみを退治するといいました。
市民が承諾すると男は笛を吹き始め、その音色に導かれるように町中のねずみが現れて次々にヴェーザー川に入っていきました。しかし、いとも簡単にねずみを町から追い出した男に報酬を払うのがおしくなった市民は約束をやぶってしまいます。これに腹を立てた男は、同様に笛を使って子供たちを連れ去ってしまいました・・・。
◆「ハーメルンの笛吹き男」野外劇
日時: 2023年5月14日~9月17日の毎週日曜日正午より約30分間(無料)
場所: 結婚式の家の前のテラスにて
また、毎週水曜日の午後(16:30)よりミュージカル“ラッツ”が開催される。(無料)
(2023年:5月31日~9月6日)
子供たちが消えたといわれる通りでは、今でも音楽を奏でることは禁止されています。少し怖い物語ですが、町では「ねずみのしっぽ料理」や「ねずみパン」が名物になっていて、いたるところでねずみのモチーフを見かけます。市民がこの町の伝説を楽しんでいることがよくわかるでしょう。
情報提供:ドイツ観光局
Photo: (c)hameln.de
Stadt Hameln: Rattenfanger Freilichtspiel のサイト
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