◆ドイツ、フルト・イム・ヴァルト、500年の伝統を誇る『竜退治祭り』
= 2023年8月4日~20日 =
ドイツでさまざまな名所で竜に出会います。ペルガモン博物館の祭壇と並ぶ重要なイシュタル門をよく見ると、バビロンの竜が認められます。ニーベルンゲン伝説で竜の血を浴びて不死身になったジークフリートゆかりの地ドラッヘンフェルス(竜の岩)が、ライン観光のハイライトのひとつになっています。多くの人が訪れるノイシュヴァンシュタイン城の城門の外壁には竜を退治する騎士ゲオルクが大きく描かれています。ほとんどは守護聖人ゲオルクの竜退治の話に由来します。西洋のドラゴンは人と神に敵対する怪獣であるところが、東洋の竜とは大きく違っています。
南独はバイエルンの森地方の町フルト・イム・ヴァルトで行われる「竜退治」の野外劇は、すばらしいスペクタクル民俗芸能です。竜退治の話と中世15世紀の時代を劇にして、500年余りにわたり演じられてきました。2023年8月4日から20日まで、ほぼ毎日この野外劇が演じられます。ビールテントが立ち、町中お祭り騒ぎです。8月13日の日曜にはオリジナル衣装を付けた市民1500人と250頭の馬が、歴史的な大行列を繰り広げます。現在の竜はかなりハイテクドラゴンに進化しています。
情報提供:ドイツ観光局
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