◆クロアチア、世界無形文化遺産『レポグラヴァ・パグ・フヴァルのレース』
Lacemaking in Croatia(Lepoglava, Pag, Hvar)
クロアチアのレポグラヴァ(Lepoglava)とパグ島(Pag)、フヴァル島(Hvar)の伝統レース編みはユネスコの世界無形文化遺産に指定されています。
クロアチア北部に位置するレポグラヴァに、2009年レース・ミュージアム(The Eco-museum of Lace and Lacework)がオープンしました。博物館の目的はユネスコの世界無形文化遺産に指定されているクロアチアの伝統レースと、ヨーロッパの伝統レースの遺産を紹介することです。通常展示と期間限定ギャラリー、子供用レースと展示、レース繊維修復の工房などに分かれています。クロアチアのレースのプロモーションと保存に貢献するとともに、現在のイタリアとベルギーで15世紀に発展したレースも紹介しています。
また、レポグラヴァでは毎年9月に国際レース・フェスティバル(International Lace Festival)が開催されています。
レポグラヴァは、パウロ会が教会と修道院を創設して歴史に深い刻印を残している小さな町です。そこで誕生した有名なレース(ボビンレース)は、その独創性と高い質で、1937年パリ万博で金メダルを受賞しています。
バグ島のレースは、細い綿糸を縫い針を使って編むニードルレース。フヴァル島のレースはアロエに似たリュウゼツランの繊維を紡いだ糸を棒針を使って編むニードルレースです。
Photo: (c)croatianhistory.com
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