◆スペイン、聖ヤコブ大祭年のパワースポット『サンティアゴ大聖堂』
聖ヤコブ(スペイン語名 サンティアゴ)が祭られるサンティアゴ・デ・コンポステーラの町は、キリスト教の三大聖地の一つで、7月25日の聖ヤコブの日が日曜日に当たる年は、聖ヤコブ大祭年とされています(6年、5年、6年、11年の周期)。大祭の年に、聖ヤコブの亡骸が葬られているサンティアゴの大聖堂を訪れ、ミサに参列し、聖体を拝受することで、犯したキリスト教の原罪を赦されると言い伝えられており、大祭に当たる年は年間を通して巡礼者が途切れることはありません。
“聖なる門” (Puerta Santa)
通常、サンティアゴ大聖堂への入口として使われるのは、オブラドイロ広場の“栄光の門”(Portico de la Gloria)。“聖なる門”は、反対側のキンタナ広場(Plaza de la Quintana)側にある大聖堂への入口で、“開かずの扉”として知られ、 聖ヤコブ大祭年にだけ年間を通して開けられる。
大香炉 “ボタフメイロ” (Botafumeiro)
信者の魂を清め、聖堂内の匂いを和らげるためにミサで焚かれる大香炉のこと。 ロープに吊り下げられた大香炉が大聖堂内を振り子のように往来する。現在では、特別なミサでのみ行われる儀式のため、滅多に見られないが、聖ヤコブ大祭年に限っては、例年よりも回数が増えるため、例年より見られる確率も高い!(日程・時間は現地で要確認)
大聖堂に打ちあがる花火
聖ヤコブの祝日前夜の7月24日、大聖堂の背後に打ちあがる花火は圧巻。 7/24の23時頃予定。
大聖堂の屋根に登るガイド付きツアー
大聖堂の屋根上から、素晴らしいサンティアゴのパノラマを堪能できる。手すりなどはないため、高所恐怖症の方は要注意!開催:毎日10~14時/16~20時 料金:10€(巡礼者は8€)
<詳細はサンティアゴ観光局サイトへ(英語・西語)>
情報提供:スペイン政府観光局
Photo: (c)wikimedia、vm.spain.info
コメント