◆ノルウェー、最先端技術・移動式風力発電所『ハイウィンドHywind』
2009 年5 月、海上に設置され、移動能力を備えたものとしては初の風力発電施設「ハイウィンド」がスタヴァンゲル沖オーモイフィヨルド(Åmøyfjord) で最終調整を済ませた。地上部の高さ65m、風力タービン部の直径82.4m に及ぶ同発電装置2.3MW の発電能力を有しており、海中の深度120-700m に発電部を設置することから、成功の暁には沖合での風力発電を可能とする最先端技術として世界の報道機関の注目を集めている。
最終的な設置地点はスタヴァンゲル北、カルムオイ(カルム島)沖10km であり、2009 年8月より試験運転をはじめた。同プロジェクトの技術開発はノルウェーの産官連携、すなわちStatoilHydro 社及びEnovaSF の投資で行われ、運営は南西ノルウェーの第三セクタであるハウゲスン電力会社が担う。
情報提供:スカンジナビア政府観光局 Photo: (c)Statoil、Wikimedia
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