◆スイス、伝統文化の祭典『インターフォルク・ユングフラウ』開催!
=2009年10月14日~18日開催=
スイスアルプスでの牧童の暮らしから生まれた独特で豊かな伝統文化の数々。ヨーデルやアルプホルンなどの民族音楽、シュヴィンゲン(スイス相撲)やシュタイン・シュトーセン(石投げ)などのスポーツ、アルプス祭りの定番となるファーネンシュヴィンゲン(旗ふり)やダンス、民族衣装など。そのほか、刺繍やレース、木彫り細工、吹きガラスといった伝統工芸や、薬草を使った民間療法、郷土料理、動物たちとの暮らしや自然との暮らしの知恵といった古くから受け継がれてきた風習や伝承。そうした、ありとあらゆる“フォークロア(民俗)”的なものを一同に集めた祭典『インターフォルク・ユングフラウInterfolk Jungfrau』が10月14日から18日までの5日間、アルプスを代表するリゾートとして有名なユングフラウ地方で開催されます。
アイガー、メンヒ、ユングフラウという三名山を有し、アレッチ氷河を中心とする一帯が世界遺産に認定されたユングフラウ地方。ユングフラウ鉄道グループが結ぶ4つの山のリゾートを会場に、それぞれ異なるテーマで多彩な伝統芸能・文化が紹介される充実のプログラムです。夜には麓の町でイブニングパーティもあります。
10月14日はシーニゲプラッテ(麓駅はヴィルダースヴィル)でスイス相撲や石投げ競技などの伝統スポーツやゲーム、10月15日はフィルスト(麓駅はグリンデルワルト)でアルプホルンやヨーデルなど民族音楽の演奏、10月16日はクライネ・シャイデック(麓駅はラウターブルンネン)で“アルプスの国々”をテーマに、アルプスを有す他国も交えて、音楽や娯楽、伝統工芸などを紹介。10月17日はハーダークルム(麓駅はインターラーケン)で民族衣装の競演や伝統工芸マーケット、10月18日はクライネ・シャイデック(麓駅はグリンデルワルト)で、民俗音楽などで盛り上がる祭りの雰囲気の中で、多彩な郷土料理の世界が楽しめます。
夜のパーティをのぞいて、日中、山の上でおこなわれるイベントだけの入場(観覧)チケットは大人25CHF。ユングフラウ鉄道グループで結ぶ登山鉄道の料金がセットになったチケットや、5日間パスもあり、ユングフラウ鉄道グループの各駅で販売しています。そのほかお得な料金でインターフォルク・パス(日中イベント入場券+鉄道チケット)と宿泊がセットになったパッケージも現地の観光局で用意しています。
祭りのスタートに先駆けて10月10日には、ギネスが認定する“世界一”の称号をかけて世界最大の“旗ふり”にチャレンジするプレイベントも開催予定。独語でファーネンシュヴィンゲンFahnenschwingenといわれる旗ふり(旗まわし/旗投げ)は、スイスアルプス伝統のひとつ。通常はスイスの国旗や州旗などを使いますが、今回は、約200カ国の旗を使い、ユングフラウ地方の子供たちが参加して、ギネス記録に挑戦します!
情報&写真提供:スイス政府観光局
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